※2023/3/27「●当日の内容(予定)」を更新いたしました いつもデジモンパートナーズを応援してくださり、ありがとうございます。 第2回「DPファンミーティング」の開催が決定いたしました! 時にはゲストを交えながら、DPスタッフとDP会員の皆さんや、会員様同士が間近で交流できる場を目指す本イベント。 前回に引き続き、今回もオンラインによるリモート参加型での開催となります。第2回はテーマを「プラモデル」に絞ったデジモン「Figure-rise Standard Amplified」「Standard」シリーズについてのトークイベントです。特別ゲストはAs’まりあさんと、企画・開発担当の2人!長年楽しんでくださっている方はもちろん、未経験だけど気になっていたという方まで、デジモンプラモデルに興味がある人はぜひご応募ください♪ また、プラモデルファンの方はもちろん、As’まりあさんの描くデジモンイラストファンの方にとっても貴重なお話が聞けること間違いなし!お気軽にご応募くださいね♪ ▶第1回DPファンミーティングの様子は[こちら] ▶デジモン「Figure-rise Standard Amplified」「Standard」シリーズについては[こちら] 〈イベント概要〉 ●開催日時:2023年4月15日(土)14:00-15:30 in JST予定 ※終了時刻は目安となります ●開催場所:オンライン(会議システムZoomにて) ●募集人数:最大30名 ※募集人数を上回る場合は、抽選とさせていただきます ●ゲスト:As’まりあ様、(株)BANDAI SPIRITS 企画・開発担当2名 ●当日の内容(予定):ゲストトークコーナー、Q&Aなど交流コーナー ※2023/3/27「当日の内容(予定)」更新いたしました ・ゲストコーナー →As’まりあさんと企画・開発担当者によるクロストークを、本イベント内限定公開となる開発過程の秘蔵資料とともにお送りします!プロダクトデザインに関する貴重なお話はもちろん、As’まりあさんの描くデジカイラストに関するお話も、実際のイラストを見ながら掘り下げたいと思います。 ・交流コーナー →応募フォームから、ご自身自慢のデジモンプラモデルやデジモンイ...
2022年4月から東映アニメーションミュージアムチャンネルで毎週1話ずつ期間限定配信してきた『デジモンフロンティア』。ついに最終回である第50話「時を越えて! 新たな伝説の始まり」が公開となりました。1年間一緒に見てくださった皆さん、ありがとうございました! デジモンパートナーズでは、当時アシスタントプロデューサーとして製作現場を支えてくださった馬場さんに突撃インタビュー♪『フロンティア』の魅力をまだまだ発見していただけるよう、色々なエピソードをお伺いしてきました。馬場厚成さん:東映アニメーション総務部次長/東映アニメーションミュージアム統括 デジモンパートナーズスタッフ:デジモン好き30代第50話「時を越えて! 新たな伝説の始まり」(最終話) ▶配信は[東映アニメーションミュージアムチャンネル]へ! ※2023/3/24(金)あさ11時59分まで配信中 ※日本限定の公開ですDPスタッフ:本日はよろしくお願いします!早速ですが、久しぶりに最終話をご覧になっていかがでしたか? 馬場:20年前ではありますが、当時のことを色々と思い出しました。最終話の見どころの一つといえば、やはり最後にして最大の敵ルーチェモンですね。声優の中尾隆聖さんは私も関わった別作品の中で印象的な敵キャラを演じてらっしゃいましたので、そこから発想を得て「是非に」と推薦したように記憶しています。誰もが納得のハマリ役で、私自身とても好きなキャラです。 DP:最終話でルーチェモンが襲撃する渋谷駅は、自由が丘の街と並んで『デジモンフロンティア』の始まりの舞台ともいえますね。どのように選ばれたのでしょうか? 馬場:それまでの「デジモン」シリーズにもいえることですが、『デジモンフロンティア』でも、時代の1歩先をいくような要素を意識して取り入れたいと考えており、私自身が好きだった自由が丘の街と東京屈指のおしゃれな路線・東急東横線をセットで推薦しました。入社して東京に来たばかりの頃、東横線出身の同期に沿線の良さを刷り込まれた過去があり、印象がとても良かったのです。また、当時の東横線の渋谷駅は小さいながらもヨーロッパのターミナル駅のようで、洗練された雰囲気が大好きで舞台に推しました。現在は無くなってしまったのが残念です(注:2013年に地下へ移転)。監督を務めた貝澤幸男さんと2人でロケハ...
2023年2月22日(水)に発売開始したNintendo Switch版「デジモンワールド -next 0rder- INTERNATIONAL EDITION」。PS4版の発売から約6年がたち、ついに待望のNintendo Switchへと移植された今作の魅力について、プロデューサーの横田さんにお話を伺ってきました! 横田貴大さん:バンダイナムコエンターテインメント所属 デジモンパートナーズスタッフ:デジモン好き30代DPスタッフ:まずは自己紹介をお願いいたします。「デジモン」にまつわる思い出もぜひ教えてください。 横田:バンダイナムコエンターテインメントでNintendo Switch版「デジモンワールド -next 0rder- INTERNATIONAL EDITION」のプロデューサーを担当している横田です。人生で初めて「デジモン」に触れたのは、今でも覚えているのですが、幼少期に友人宅にあった液晶玩具「デジタルモンスター」です。その時はまだはっきりと「デジモン」という作品の認識をしていなかったのですが、後にアニメ『デジモンアドベンチャー』を視聴して非常に強く印象に残りました。当時、学校で友人とテンション高く、毎話アニメの感想を話しあっていたのは良い思い出です。 DP:友達との交流で「デジモン」が話題に上がるのは、とても良いですね。今作は「ジャンプフェスタ2023」で試遊も出されていましたが、ファンの反応を間近で感じられていかがでしたか? *ジャンプフェスタ2023…2022年12月17日,18日に幕張メッセで開催されたイベント 横田:「ジャンプフェスタ2023」では、進化条件などがプレイ中の行動によって少し変わるようになるなど、試遊用のデータとして開発会社様と細かく調整したものを出展していました。そんな体験版を、ファンの皆様やふらっと立ち寄ってくださった方々にプレイして楽しんでいただけたのは非常に嬉しかったです!何回も並んでプレイしていた方がいて、「買います!」と笑顔でおっしゃっていたので、短い時間ながらも楽しんでいただけたことを実感できましたし、安心いたしました。 DP:「デジモン」目当てで来場されていない人にも、楽しんでもらえたのはすごくいいですね。 横田:ファンの方が楽しんでくれることはもちろん嬉しいですが、ふらっと来てくださった方も「楽しか...
全世界のデジモンファンに贈るオンラインイベント”DIGIMON CON2023”が、2月12日に開催されました! 大盛況だったイベントの様子や出演者からのメッセージをお届けいたします。 ▶アーカイブ配信(Japanese ver.)は[こちら]! ▶アーカイブ配信(English ver.)は[こちら]! ※アーカイブ配信は2023年2月12日午前10時~(日本時間)に配信した動画の一部のみ公開しております。イベント内で紹介した商品の予約・サービス等は既に終了している場合がございます。 ※アンケートを[こちら]から実施しておりますので、是非感想やご意見をお聞かせください。「DIGIMON CON2023」開幕は、Wiennersさんによる「FACTION」のライブでスタート!この曲は、TVアニメ『デジモンゴーストゲーム』のオープニングテーマです♪日本では同日に放送していたテレビアニメ後のライブ映像で、コメント欄も大盛り上がり。迫力満点のライブでした! ※アーカイブ配信は2/18 23:59(日本時間)まで!最初のコーナーでは、放送から20周年を迎えたTVアニメ『デジモンフロンティア』と、現在放送中の『デジモンゴーストゲーム』がスペシャルコラボ!『フロンティア』から神原拓也役・竹内順子さん、『ゴーストゲーム』から天ノ河宙役・田村睦心さんをゲストにお迎えして、それぞれが主演を務める各作品の魅力を深掘りしました。コーナーの最後にはスペシャルな描き下ろしビジュアルとグッズが初お披露目され、トークは大盛り上がりで幕を閉じました。2022年11月から2023年1月まで募集していた「Digimon Illustration Competition 2023」。審査員の一人であるデジモンデザイナー渡辺けんじさんが登壇し、1次審査を通過した計32作品が発表されました。最終審査の結果発表も待ち遠しいですね!今年の"DIGIMON CON"では、日本代表VSアメリカ代表・中国代表の親善試合がリモートにて行われました! 日本代表は、芸人のモシモシ まぐろさんとロックス 千葉さん。デジカエンジョイ部のヒデヨシさん、デジカ攻略部のみやのねりさんの解説のもと、アメリカと中国で販売している弾の環境に合わせたガチバトル2試合がくり広げられました。AiMさんと太田美知彦さんによるス...
2022年12月17日(土)・18日(日)に幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2023」! デジモンパートナーズでは、各ブースでさまざまな形で盛りあがりを見せた「デジモン」展示の様子をまとめてお届けします!まずは、最強ジャンプで絶賛連載中の『デジモンドリーマーズ』(漫画:やぶのてんや、原案:本郷あきよし)から、サイン色紙&原画の展示です! 主人公・鼓堂リツの凛々しい表情に、デジモンに囲まれた心あたたまるワンシーン。イキイキとしたタッチで描かれるリツとデジモンたちに、心揺さぶられますね! そして2023年2月24日に「デジタルモンスター 25th Anniversary Book –Digimon Device & Dot History-」が発売予定と発表がありました! 2022年12月31日までアンケートを実施していますので、是非チェックしてくださいね。 ▶『デジモンドリーマーズ』 ▶「デジタルモンスター 25th Anniversary Book –Digimon Device & Dot History-」アンケート *Vジャンプ公式ツイッターアカウント こちらには、放送中のTVアニメ『デジモンゴーストゲーム』と、製作中の新作映画『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』の巨大壁面が! ブイモンとガンマモンも大活躍で、記念撮影が可能でした。腕を上げてポーズを取ってくれた姿がキュートですね! ▶『デジモンゴーストゲーム』公式HP ▶『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』公式HPガンマモンの顔出しパネルや立像の隣は、「デジモンインフォメーション」コーナー!「DIGIMON CON2023」&「デジモン漫画大賞」開催という新情報が掲示されていました。どちらもファン必見の一大イベント、お見逃しなく! ▶「DIGIMON CON2023」特設サイト ▶「デジモン漫画大賞」特設サイト続いて、好評発売中の「VITAL BRACELET BE デジヴァイス-VV-」本体と、2023年1月14日発売「BEMEMORY アンゴラモンDim」&2023年2月18日発売「BEMEMORY ジェリーモンDim」の実物展示を発見です。早く自分の手元で、ドットで動くテティスモンを...
皆さんこんにちは! 「デジモンパートナーズ」の運営や、新作映画『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』でアシスタントプロデューサーを務める下村です。この記事は、「最高のデジモンプロデューサー」を目指しながら、デジモンファンの皆さんにさまざまなレポートを発信していこうという連載企画です。 本日の記事は、第5回〈シナリオ編〉としてお届けいたします! ▶第1回〈企画書〉編は[こちら]から ▶第2回〈プロット〉編は[こちら]から ▶第3回〈キャラクターデザイン〉編は[こちら]から ▶第4回〈キャラクターデザイン-デジモン編-〉は[こちら]から※記事後半に『デジモンゴーストゲーム』第56話「穢レ」のネタバレが含まれます。まだご覧になっていない方はご留意ください。 着々と進行している新作映画『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』。思い返せば今からちょうど1年前頃、木下プロデューサーにシナリオを読ませていただいたのでした。そこで、年内ラストは「シナリオ」に注目してみたいと思います!「シナリオ」とは、ト書き・セリフなどで物語全体の流れが記された文章のことです。「脚本」と呼ばれるものと同義ですね。 第2回で紹介した「プロット」の内容を元に、脚本家の手によって詳細なストーリーに落とし込まれていきます。キャラクターの行動や言葉遣い、舞台となる場所、巻き起こる事件など、重要な構成要素をまとめながら1本の作品として形作っていく工程です。 『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』でも、田口智久監督を中心に脚本家の大和屋暁さん、木下プロデューサー、スーパーバイザーの関弘美さんでまとめた「プロット」を元に、大和屋さんが「シナリオ」として仕上げました。「シナリオ」上でセリフや場面展開を含む細かいストーリーが固まり、それを元に次の段階の「絵コンテ」制作へ移行するのですね。 『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』のシナリオは最機密事項で、公開NGではありますが…、「シナリオ」の雰囲気を少しでも味わってもらいたいので、ほんの少しだけお見せします。ほぼ黒塗りでごめんなさい、こちらです!「プロット編」の記事で写真に写っていた内容(該当記事はこちら)からだいぶ変更されてはいますが、「ラーメンの試...
12月23日(金)に発売開始した「デジモンカードゲーム テーマブースター オルタナティブビーイング【EX-04】」。公式大会も多数実施され、ますます盛り上がる「デジカ」について、プロデューサーの村田さんにお話をうかがってきました! 村田康平さん:株式会社バンダイ カード事業部所属。「デジモンカードゲーム」プロデューサー。 デジモンパートナーズスタッフ:デジモン好き30代DPスタッフ:村田さんは2022年の4月から「デジモンカードゲーム」の担当になられました。担当になってから12月までを振り返っていかがでしたでしょうか? 村田:僕は前部署で「バイタルブレス」の担当をしていて、「デジモン」の商品開発に関わってはいました。ですが「玩具」と「カードゲーム」というコンテンツの違いの難しさに四苦八苦し、慣れるのに時間がかかってしまいました。その分、あっという間に12月まできてしまったな、という感じです(笑)。 DP:やはり、部署異動は戸惑いも大きいのでしょうか? 村田:戸惑いはありましたね。急にカードゲーム担当に決まりましたので(笑)。ですが、知見が広がる分、とても良い異動だと感じています。 DP:「カードゲーム」担当となり、印象的なことはなんだったでしょうか? 村田:やはりリアル、現地でプレイしているファンの様子を見られたことです。大会やイベントも多いので、その場で「デジモン」ファンの熱量を、より身近に感じられたのは印象的です。時勢的にも大会が開催しやすくなったのは、「デジカ」としても大きな収穫でした。ファンの皆さんの声を聞き、商品展開や訴求の方法もより深く考えられるようなりましたので。 DP:ファンの方々の熱量を間近に感じていかがでしたか? 村田:「デジカ」のファンは、熱心に研究され、勝利を追求していくとてもコアな方々が多い印象を受けました。熱心に「デジカ」を追いかけて来てくださるファンに応えられるように、良いと思ってもらえる商品を出していきたい、良い大会を開催していきたいと刺激になります。期待に応える、期待を越えられるように頑張っていきたいと、僕だけでなく「デジカ」に関わるスタッフ全員が思っています。DP:先月から、ブースターパック「アクロス・タイム【BT-12】」や構築済みデッキ「ベルゼブモン【ST-14】」など、初心者が参加しやすい構成の商品が発売されています...
12月25日のクリスマスに、『デジモンフロンティア』を代表する2曲のデジタル配信がスタートいたします! 和田光司さんが歌っていたエンディングテーマと挿入歌を、AiMさんと宮﨑歩さんが20年の時を超えて初のカバー。「イノセント~無邪気なままで~」と「With The Will」は今年の『デジフェス2022』で初披露され、ファンのみなさんからたくさん喜びのお声をいただいておりました。そして来る12月25日0時より、デジタル配信されます!▼配信はこちらから(12/25 0時~)▼ AiM「イノセント~無邪気なままで~」 宮﨑歩「With The Will」デジモンパートナーズでは、アーティストのAiMさん、宮﨑歩さんと、音楽プロデューサーの松井伸太郎さんにコンタクト。『デジフェス2022』で初披露したときのお気持ちや楽曲に込めた思いなど、Q&Aの形でお伺いしました。■AiMさん 歌手、声優。『デジモンアドベンチャー』太刀川ミミ役のボイスキャストだけでなく、「I wish」「keep on」などデジモンアニメの楽曲を多数担当。 Q:『デジフェス2022』で『デジモンフロンティア』の曲を歌い、ファンの反応を間近で感じた感想を教えてください。 驚いてもらえたみたいで、とても嬉しかったです。イヤモニをしていてもわかるくらい会場の空気が変わって、よりしっかりと届けたい気持ちでいっぱいになりました。 数年前までは和田光司さんの曲は和田さんの声で聴きたいと思っていたので、ソロで歌うことに抵抗があったんですが、もともと大好きな曲でしたし、歌わせていただけてとても光栄だったので、また和田さんの声で聴きたいと思うきっかけになってもらえたらいいなと思っています。Q:「イノセント~無邪気なままで~」のアレンジを初めて聞いたときの感想や、実際に歌われる際にこだわったポイントなどを教えてください。 原曲に寄り添う形で、でも今っぽさもある、とても素敵なアレンジにしていただいたなと思います。ライブで歌いやすいようにイントロを足していただいたのもとてもありがたかったです。和田さんがどういう思いをこの曲に込めたのか、思いを巡らせながら何回も和田さんの歌を聴きました。 Q:レコーディングする際のエピソードや、曲に込めた思いを教えてください。 曲頭の「ドンナニハナレテイテモ…」のあとの和田さん...
11月26日に発売開始した「VITAL BRACELET BE デジヴァイス-VV-」。現在放送中のTVアニメ『デジモンゴーストゲーム』に先駆けて登場し、物語でも活躍をみせた新たなデジヴァイスの発売を記念して、関係者のスペシャルインタビューを前編・後編でお届けします♪ 前編は「玩具」の魅力に迫りましたが、後編となる今回はアニメでの活躍についてシリーズディレクターの地岡公俊さんにお話を伺いました! 地岡公俊さん:『デジモンゴーストゲーム』シリーズディレクター デジモンパートナーズスタッフ:デジモン好き30代▶ 前編・開発担当ムレモンへのインタビューは [こちら] ! DPスタッフ:地岡監督、本日はよろしくお願いします! 早速ですが、まず「VITAL BRACELET BE デジヴァイス-VV-」が発売するというお話を聞いたのはいつ頃でしょうか? 地岡:たしか今年(2022年)の春頃だったと思います。具体的に『デジモンゴーストゲーム』との関わりの中でお話が上がっていたわけではないのですが、視聴者の皆さんに楽しんでもらうにはどうすれば……!? 課題は山積みでした。 DP:どのように物語を連動させようと考えたのでしょうか? 地岡:当時、回を重ねるごとに怪奇のバリエーションがシンプルなものから複雑なものまで幅が出始めていたので、しっかりホラーの描写に力を入れ、視聴者にわかりやすい物語を考えていく中で「ワープ進化」を取り入れたいと考えていました。ならば、新型デジヴァイスの登場は「ワープ進化」へのきっかけ……! あとから「デジヴァイス-VV-」を入れ込んだわけではなく、「デジヴァイスの進化」と「怪奇」の両方が楽しめるお話になるようにと、51話「首ナシ」の展開を考えていったのです。また、お話づくりの過程で、「デジヴァイス」が進化するシークエンスを楽しく視聴者に印象付けるためには、起こっている怪奇が複雑だと視聴者がどう楽しむのかどっちつかずになるという懸念があります。そこで、怪奇自体はシンプルに、視聴者がイメージを想起しやすい「デュラハン(アイルランド地方に伝わる首のない騎士の姿をした妖精)」という言葉を使用しながら、北斗を絡めて「デジヴァイス」が進化していく、全体としてわかりやすい構造を心がけました。進化するにあたり、前の49話「真紅ノ収穫祭」 ではウィッチモン...
11月26日に発売開始した「VITAL BRACELET BE デジヴァイス-VV-」。現在放送中のTVアニメ『デジモンゴーストゲーム』に先駆けて登場し、物語でも活躍をみせた新たなデジヴァイスの発売を記念して、関係者のスペシャルインタビューを前編・後編でお届けします♪ 前編となる今回は、この商品の魅力について、開発担当者にたっぷりお話をうかがってきました! ムレモン:株式会社バンダイ グローバルトイ企画部 所属 デジモンパートナーズスタッフ:デジモン好き30代▶後編・『デジモンゴーストゲーム』アニメスタッフへのインタビューは[こちら]!DPスタッフ:まずは自己紹介をお願いします。 ムレモン:「VITAL BRACELET BE」を始めとしたデジタルモンスターの液晶玩具の企画・開発を担当しているムレモンです。去年まではDimカードに収録するドット絵作成のハンドリングなど、サブ担当として開発業務の一部を担当してきました。今年からはメイン担当として、プロモーションから企画まで「VITAL BRACELET BE」デジタルモンスターに関することを幅広く担当させてもらっています。YouTubeの「デジタルモンスター25th記念番組」などをご覧頂いた方などは知ってくださっているかもしれません(笑)。 DP:なるほど! 「デジモン」との出会いや好きになったきっかけは何でしょうか? ムレモン:凄くありきたりですが、「デジモンアドベンチャー」でデジモンの魅力に取りつかれた人間の一人です(笑)。好きになったきっかけは、きっと多くのデジモンファンの方と同じだと思います。「テイマーとデジモンの絆」「繋がり」がデジモンの良さだと思っていますので、それを玩具から感じてもらえるような商品作りを心掛けています!DP:それでは、「VITAL BRACELET BE」について教えてください。基本的な遊び方は「バイタルブレス」と同じだと思うのですが、「BE」となって進化した、注目ポイントはどこでしょうか? ムレモン:一番大きいのは「デジモン」に個性を持たせられるところです。今までは、バイタル値以外、育成デジモンが同じだとステータスも同じでした。なので「VSメモリー」やアプリでのバトルは、運で勝敗が決まってしまう部分が大きかったんです。ですが、「VITAL BRACELET BE」では、テイマー...