【小説】第8話『ビーイングゼア』【完結】/ビーイングゼア(ノベコン作品)
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2024/11/28
連投すみません。

この投稿をもちまして、この小説は完結です。
少しでも楽しんで最後まで読んでくれた人がいたらとても嬉しいです。

読んでいないという方でも
最期の少しだけでも読んで頂ければ、私の書きたかったものが伝わるような終わり方になっているので
全部は読む気ない方でもちょっと覗いて頂けると嬉しいです。

これは初めて自分で考えたデジモンのお話です。
ノベコンといった機会があったからこそやってみようと思った
完成度がどうであれ、私にとっては特別な作品です。
こうやって公開ができただけでとてもいい経験になったと思います。

小説の投稿方法を提案していただいた運営さん。
本当にありがとうございました。

物語の内容に関するアウトプットは最後に書かせていただきます。

本編はこの親投稿のコメント欄を使っての投稿です。
読んで頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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第8話『ビーイングゼア』
 葬式に出席するのは初めてだ。じいちゃんばあちゃん達は皆元気でまだまだ長生きする様子だったから初めての葬式はまだ二十年くらい先の話だと思っていた。出席者は少なく、今のクラスメイトと俺の家族、それと翠春の母親だけだった。どうやら翠春の祖父母は既に亡くなっていて、おばさんも一人っ子だったらしく他に親しい親戚もいないらしい。つまり、翠春の家族はおばさんだけで、おばさんの家族もまた翠春一人だけであった。唯一の家族、それも自分の息子を失った母親の悲惨な姿は想像を絶するほどであった。そんなおばさんを気遣う俺の両親の医者としての姿はとても心強く、無力な自分との差に悔しさを感じた。
 葬式が終わると、おばさんは俺の元へやってきて俺の右手を両手で弱々しく握ると優しい笑顔でこう言った。
「ありがとう。翠春の一番が蒼音くんで本当に良かった。最期までありがとう」
 その優しい言葉に一昨日出し切ったはずだった涙が再び溢れ止まらなかった。そして誓った。おばさんをこれ以上悲しませないことを……。
「俺は、これからもずっと翠春の親友です。これからも沢山会いに行きます」
「ありがとう。翠春と楽しみに待っているわ」
 俺は大きく、強く頷くと涙でぐしゃぐしゃの顔のまま、目一杯おばさんに笑いかけた。
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2024/11/28
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これをもちまして私はノベコンに応募した作品『ビーイングゼア』は完結となります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

疑問に思った方もいたかもしれませんが
『ビーイングゼア=being there』という言葉は存在していません。
私がこの題をつけた理由は
この作品の世界観を一番表現できる色んな意味を持たせられる
場所と時間を示唆するフワっとした言葉だったからです。

一番の意味としては
「かつてそこにあった世界」「今もそこにある世界」
つまり、この作品の世界観におけるデジタルワールドのことです。

過去形の様で今もしっかりとそこにある様々なものは、その他にも沢山あります。
過去に日本語題として「チャンス」という言葉に翻訳された海外映画のタイトルだったりもします。

物語の方では投稿前の分析の話でも触れたようなことが全てでした。
この世界観ならコンテンツとして成り立っている。
若い新規の層でも抵抗なく読める。
デジモンのモンスターコンテンツとしての強みを活かせる。
ただこれだけです。

この世界観であれば、他に主人公が居てもおかしくないよね?
が、私にとっての理想のコンテンツ性の表現です。
実は、物語を考える上で蒼音の役割は主人公の仲間の一人をイメージして作り
その前日譚がビーイングゼアであり、完結した作品だ。としていました。

とにかく、小説素人にとってこの完結した作品といった課題をどう捉えるかが難しかったので自分なりのルールってものを作るのに必死でしたね。

自分の見立てでは漫画一冊分程度が7~10万文字で完結した作品だったので文字数も4万弱と少なくなってしまったのは大誤算でした。

投稿中の余談でも話した通り。デジモンを知らない人に読んでもらうには「デジモン」といった言葉を使わないことが望ましいと考えもいました。
漫画が簡単に読める時代にバズるとしたら、デジモン知ってる人たちがたまたま読んで、これってデジモンじゃね?と考察されるような一見デジモンでない作品だと思っているからです。
それができるだけの地力をデジモンは持っていると私は思っています。

文字数もあるのでこの辺で〆させて頂きます
今後も新作の小説投稿は続けるつもりです

また機会があったら読んで頂けると嬉しいです
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2024/11/28
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